リクルートの調査によると、2025年2月の三大都市圏（首都圏・東海・関西）におけるアルバイト・パートの募集時平均時給は1,227円。前年同月比で35円（2.9％）上昇し、3カ月ぶりに過去最高を更新しました。
職種別では「フード系」が好調
「フード系」「製造・物流・清掃系」「専門職系」の時給がいずれも過去最高を記録しました。特に「フード系」は6カ月連続で最高額を更新しており、送別会シーズンに向けた人手確保の動きが背景にあります。
関西エリアが特に伸長
関西地区では平均時給が1,204円となり、前年同月比43円（3.7％）増と最も大きな伸びを示しました。2025年4月の大阪・関西万博に向けた準備が進む中、飲食や警備などの需要が高まっています。
特に大阪市此花区では、時給1,850円といった高時給の求人も登場しており、企業間の人材獲得競争が過熱しています。
まとめ
三大都市圏での平均時給は引き続き上昇傾向にあり、特に関西地区では万博需要を背景に高時給化が進んでいます。人材確保に向けた企業の競争は今後も激しくなる見込みです。